一陣の風とアザレア

ギャルゲーの2次創作小説、オリジナル小説、イラストの創作物の公開及びグルメのレビューについて書いています。

「小説」の記事一覧

てんたま外伝「Again」第7話(てんたまサイドストーリー)

第7話 父の夢が眠る場所 ひとはきっかけがあれば、それがどんなに些細なことであっても、大きく変わることができる。 威もその例にもれず、マラソンというきっかけから、大きく変化した。 いや、変わったというよりも、本来のあるべ […]

てんたま外伝「Again」第6話(てんたまサイドストーリー)

第6話 エール! 澄み切った青空とともに、決戦の日が訪れた。 八坂町内マラソンは中学生の部、高校生の部、一般の部に分かれおり、午前中に中学生と高校生の部、午後に一般の部が行われるようになっていた。 奈菜は、受け付けのすぐ […]

てんたま外伝「Again」第5話(てんたまサイドストーリー)

第5話 挑発 学校の授業を終えて校門を出ようとした威は、知っている顔を見かけ、その場で立ち止まった。 「久しぶりだな」 「橘・・・」 威の前に現れたのは中学時代の同級生で、同じ部活に所属していた橘勝俊だった。 こうして彼 […]

てんたま外伝「Again」第4話(てんたまサイドストーリー)

第4話 再会 この日、奈菜は葵に呼び出され、「アルビオレ」という名のレストランへ向かっていた。 用件は会わせたいひとがいるということだった。 奈菜は会う相手が誰なのか分からなかった。 連絡をもらったとき、葵に尋ねてみたの […]

てんたま外伝「Again」第1話(てんたまサイドストーリー)

第1話 天使降臨 放課後を告げるチャイムが鳴ると同時に、教壇に立っていた教師が終わりの挨拶を告げた。 それと同時に、今日の日直が起立と礼の号令を掛ける。 1日の学校生活から解放された生徒たちは、各々の目的を果たすため、慌 […]

必然の悪夢・偶然の奇跡(メモリーズオフサイドストーリー)

終業のチャイムが鳴ったのと同時に、智也は鞄の中に教科書を無造作に入れ、帰宅の準備を整えた。 「おーい、智也」 そんな彼のもとに、親友であり悪友でもある稲穂信がやって来た。 「早くゲーセンに行こうぜ。俺、今度新しく入った格 […]

愛しいひとのために(メモリーズオフサイドストーリー)

六畳一間の自室にあるベッドの上で、三上智也は眠っていた。 すでに太陽が一番高く昇ってから1時間ほど経過したにも関わらず、目覚める気配がまったくない。そのとき、突然インターホンが鳴り、智也に目覚めをもたらした。 智也は起き […]

ロザリオ(メモリーズオフサイドストーリー)

灰色の空から降り注ぐ雨が、もの寂しげなメロディを奏でていた。この演奏はここ2,3日の間、ずっと続いている。 「雨か・・・」 窓から外を眺めていた智也が、小さくつぶやいた。 ふとひとりの少女の顔が脳裏に浮かび、胸に針を刺し […]